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外反母趾改善プログラム

外反母趾改善法 著者プロフィール

外反母趾改善法 著者プロフィール

日本外反母趾対策研究所 所長 中村静雄

高級皮革婦人靴メーカーを経営する間、長年にわたって足と靴の研究を続けてきた。
退職後は過去につちかったノウハウを活かして外反母趾の予防・改善のための
コンサルタントをしながらセミナー、講演活動をしている。

外反母趾の痛みをなくすことはとても簡単です

私、中村静雄と申します。
私は、高級皮革婦人靴メーカーを経営する間、長年にわたって足と靴の研究を続けてきました。
足の測定はもちろん、本人も気づいていない歩行の癖による靴の変形を探り、歩き方のアドバイスや
その人に合った靴を提供してきました。

これまでに、「静止した足」の測定は9,000人以上に及び、さらに、「足は運動する」を基本とした
靴の設計を理想としてきました。

全国デパート、小売店での販売を通じて、靴と足に悩む人が多いことを実感し、実際のデータから
外反母趾をはじめとし、内反小趾、マメ、タコなどから偏平足、アーチ(足には3か所にアーチが
あります)の異常などに適応した靴作りに携わってきました。

足の骨格は全体重を支え、足首、脛骨、膝、大腿部、骨盤、背骨へつながる最も重要で、
ヒトの骨格の中で最も複雑な構造をしています。
ただ単に足の外形に合わせただけの靴では足の健康は保てません。
サイズが合っていれば「自分の足に合っている靴」というのは正しくありません。

歩くとき、全体重を支えているのは一方の片足だけです。もう一方の足は移動のために
全く体重の負荷がかかっていません。このとき足のサイズは平均20%の伸縮があり、
一歩ごとにサイズの伸び縮みが繰り返されているのです。
このこと一つをとっても靴の機能の重要性がどこにあるかがお分かりいただけると思います。

腰、背骨まで影響を及ぼす大切な足の重要性を知り、そのため足の健康には靴だけでなく、
はばひろい関連分野の専門家の協力が必要であることを訴え、自らの靴づくりの過程において、
整形外科医の意見を取り入れた独自の靴設計を開発してきました。

これまで一人ひとりにあった靴を提供する際に指針としてきた独自の「製靴メソッド」は、
社内及びごく身近な周辺の人たちにしか開示されてこなかった設計書です。

日本の多くの女性が、外反母趾の悩みや不安を抱いている現実に触れ、また外反母趾の
予防や対応策がバラバラの現状を憂え、今回これを読みやすく書きなおし、特別に公開することと
いたしました。

特に、この中の、自宅でできる外反母趾予防法と、痛みを抑える簡単な運動については
外反母趾の進行が止まり、 改善した人と一緒に、あなたの不安をも解消する味方となるはずです。

あなたが健康で、痛みから解放された質の高い日常生活が送れますように。

日本外反母趾対策研究所 所長 中村静雄

外反母趾対策のポイント

外反母趾の対策には大きく分けて2つのポイントがあります。
それは足・指の機能回復とあなたの足に合った靴の選び方の2つです。

外反母趾になってからずいぶん時がたっていてもこの2つのポイントをあなたの外反母趾に
うまく当てはめれば、外反母趾はひとりで簡単に戻すことが出来ます